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全国育樹祭とは?

全国育樹祭の概要

 全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを国民に伝えるため、昭和52年から全国植樹祭を開催したことのある都道府県において、公益社団法人国土緑化推進機構と都道府県の共催で毎年秋に行われている国民的な緑の祭典です。
 全国植樹祭で天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木について、皇族殿下によるお手入れ(枝打ち・施肥等)が行われるシンボル的な行事のほか、皇族殿下によるおことばや各種表彰等の式典行事などが行われます。
 令和7年秋に開催される第48回全国育樹祭が、宮城県では初めての全国育樹祭開催となります。

お手入れ行事の様子(第46回全国育樹祭(茨城県))

式典行事の様子(第46回全国育樹祭(茨城県))

宮城県での全国植樹祭の開催

 全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する理解を深めるために、天皇皇后両陛下ご臨席のもと行う国土緑化運動の中心的な行事で、昭和25年から毎年春季に行われています。
 本県では、昭和30に第6回全国植樹祭、平成9年に第48回全国植樹祭を開催しています。

第6回全国植樹祭(昭和30年)

 昭和30年4月6日に大衡村平林地区において開催しました。「林種転換拡大造林」をテーマとして、天皇皇后両陛下によるアカマツのお手植えや参加者による記念植樹などが行われました。
 現在は、植樹祭を開催した松林(通称、御成山)と隣接する森林が「昭和万葉の森」として整備され、県民の憩いの場になっています。園内は、県内でも有数のヤマユリの群生地として知らせ、開花の時期には、多くの人々が訪れています。


昭和天皇・香淳皇后によるお手植え

天皇皇后両陛下お手植えのアカマツ

現在はヤマユリの名所として親しまれています

第48回全国植樹祭(平成9年)

 平成9年5月18日に白石市の国立花山青少年自然の家南蔵王野営場において開催しました。「森づくり 大地に託す 夢・未来」をテーマとして、天皇皇后両陛下によるブナ、オオヤマザクラのお手植えや参加者による記念育樹などが行われました。
 当時、広大な原野であった植樹祭会場は、現在は豊かな森林へ姿を変え、「未来の森」として引き継がれています。


現在の上皇・上皇后陛下によるお手植え

成長したお手植え木

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  • 公益社団法人 国土緑化推進機構